骨粗鬆症の診断に骨密度検査を
令和5年4月から新しい骨密度測定器を導入しました
「骨密度」は、骨の強さを判定するための代表的な指標です。 骨密度検査では、骨の中にカルシウムなどのミネラルがどの程度あるかを測定し、若い人の骨密度の平均値と比べて自分の骨密度が何%であるかで表されます。当院では、令和5年4月から新しい骨密度測定器(DXA法)を導入いたしました。
DXA法とは、エネルギーの低い2種類のX線を使って測定する方法で、全身のほとんどの骨を測ることができます。 一般的に腰の骨(腰椎)や脚のつけ根(大腿骨近位部)の骨密度を正確に計測して表わされます。検査はレントゲン検査を受けるようなイメージです。
骨粗鬆症とは
骨密度検査は、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の診断に関わる検査です。骨粗鬆症は、骨の強度が低下して骨折しやすくなる骨の病気で、骨がもろくなると、つまずいて手や肘をついた、くしゃみをした、などのわずかな衝撃で骨折してしまうことがあります。
がんや脳卒中、心筋梗塞のように直接的に生命をおびやかす病気ではありませんが、骨粗鬆症による骨折から介護が必要になってしまう人も少なくありません。
骨粗鬆症は痛みなどの自覚症状がないことが多く、定期的に骨密度検査を受けるなど、日ごろから細やかなチェックが必要です。
当院では予約なしで検査が可能です
当院では骨密度検査を予約なしで受けることが可能です。また検査の結果、治療が必要となった場合でも当院でお薬を処方させていただきます。
骨粗鬆症の治療は、定期的に骨密度検査を測定する検査を行い、投薬効果を判定してながら行っていくことが重要とされています。
ぜひ骨密度検査を受けて、骨粗鬆症の予防・治療をしていきましょう
(参考:いいほね.jp https://iihone.jp/index.html)