いずみクリニックを受診される患者さまやそのご家族の方へ
2020.05.19いずみクリニックを受診される患者さまやそのご家族の方へ
緊急事態宣言が5月末日まで延長されました。大阪府では事業所に対する休業要請は段階的に解除されつつありますが、新型コロナウイルスとの戦い自体は長期化する可能性があります。当院を受診される患者さまには小さいお子様から高齢の方まで幅広い年齢層の方々がおられます。皆様におかれましては、今後もご自身の体調管理に万全を尽くしていただき、何か不安なこと、困りごとがございましたら当院までお気軽にご相談くださいますようお願いいたします。
当院では、皆様にできるだけ安心して受診していただけるよう、全職員による感染対策(毎日の体温測定、体調不良者の出勤停止、マスク着用、手洗いの徹底)を行っております。また、待合室、診察室、検査・処置室、トイレの清掃・消毒を1日2回以上行っております。
それでも定期の治療薬を服用中の方で、医療機関を受診することに不安のある方は、ご自身の体調に変わりがなければ、電話により処方箋を発行することができます。当院を受診したことのない方であっても、電話で診察をおこなった上でお薬を処方することもできます(すべての病気や症状で対応できるわけではありません。また、これは新型コロナウイルス感染症が収束するまでの期間限定の対応です)。通院するのは不安だけど、医師には直接診察してもらいたいという方には、訪問診療(当院から医師看護師が患者様のお宅に伺い診察をおこなう)を行うこともできます。お気軽にご相談ください。
普段大きな病院に通院してお薬をもらっているが、今は通院しにくいという方は、お薬手帳などをお持ちいただければ当院で処方することもできます。どうかご自身の判断で内服を中断しないようにしてください。
現在、当院では、発熱や咳などの症状をお持ちの方については、平常の診察時間とは別の枠を設けて診察をさせていただいております。詳細については、下記イラストをご覧ください。
新型コロナウイルス感染症の流行がいつ本当の意味で収束するのか、それは現段階では専門家であっても的確に予言することはできません。地域の皆様は不安な毎日を過ごされていることかと思います。ただ、一つ確実に言えることは、「収束する日は必ず来る」ということです。それまでの間、国や自治体には、感染拡大を防止しつつ国や地域の経済を破綻させないよう、必要な対策を講じる責任があります。国民一人ひとりは、自分自身を感染から守るための行動を続けつつ、他者に感染させない努力も続ける必要があります。そして我々医療機関には、それぞれの持つ設備や能力に応じて、コロナウイルス感染症にかかっている人もそうでない人も、地域住民一人ひとり、そして地域全体の健康を守り続ける責任があります。我々もその責任を改めて感じつつ、これからも地域の方々の健康維持のために全力を尽くしていくつもりです。
今後も何か不安なことがありましたら、まずはいずみクリニックまでご相談ください。
令和2年5月
医療法人大泉会 いずみクリニック 院長 栗原敦洋 職員一同