インフルエンザ対策はしっかりと
2019.02.07
1月の末頃からインフルエンザを発症する患者がかなり増えています。
インフルエンザワクチンの予防接種を受けていても、油断してはいけません。
インフルエンザワクチンは、インフルエンザの重症化を防ぐのためのものであり、
ワクチンを接種していれば、インフルエンザにかからないというわけではないのです。
ワクチンを接種していても39℃近くの高熱がでる場合もありますので、
インフルエンザにかからないよう、しっかり対策をしましょう。
インフルエンザ対策
①手洗いはこまめに
ドアノブや電車のつり革など様々なものに触れることにより、自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。
外出先から帰ったときや調理の前後、食事前などこまめに手洗いをするように心がけましょう。
手を洗うときは、指先、指の間、親指、手首を特に注意して洗うようにしましょう。
②マスクの着用
インフルエンザは、患者が咳やくしゃみをした時のしぶきに含まれる病原体(ウイルス)を周囲の人が吸い込むなどにより、
体内に取り込むことで感染が広がっていきます。
ですので、咳やくしゃみが直接かからないようにマスクをしてカバーすることが大切です。
もしマスクを着用していない場合にも、咳やくしゃみをするときには、
・ティッシュやハンカチなどで鼻と口を覆う
・とっさの時は、服の袖や上着の内側で覆う
・周囲の人からなるべく離れる
など、できるだけ周りに咳やくしゃみのしぶきを飛ばさないように心がけましょう。
厚生労働省のホームページにも「今冬のインフルエンザ総合対策について」というページがあります。
インフルエンザQ&Aや感染症・予防接種相談窓口の情報も載っていますので参考にしてください。
参考:平成30年度 今冬のインフルエンザ総合対策について
(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/influenza/index.html)