BLS講習会
2018.03.20
3月17日(土)にいずみクリニック主催で、「BLS(一次救命処置)講習会」を開催しました。
関連施設を含め30名以上の方に参加していただき、4部構成で3時間の講習を行いました。
まずは院長のあいさつからスタートです。
第1部ではBLSの重要性や行い方について学びます。
BLS(一次救命処置)とは、呼吸と循環をサポートする一連の処置のことで、
心停止傷病者の社会復帰においては大きな役割を果たす処置です。
BLSには、胸骨圧迫と人工呼吸による心肺蘇生(CPR)、AEDの使用が含まれ、誰でもすぐに行える処置でもあります。
第2部は、BLSのデモンストレーションです。
「もし介護施設で働いている職員が、倒れている入居者を発見したら?」という設定のもと、
第1部で学んだことをふまえながら、人形を使って、実際のBLSの流れを確認します。
第3部は、実技講習です。
3つのブースに分かれて、受講者ひとりひとりに、
実際に倒れている人を発見するところから、傷病者の意識・呼吸確認 → 心肺蘇生(胸骨圧迫と人口呼吸) → AEDの装着・使用 →
再び心肺蘇生 → 救急車の到着までのBLSを行ってもらいました。
AED使用後、救急車が到着するまでの心肺蘇生では、約2分間、胸骨圧迫と人工呼吸を繰り返し行います。
この2分間がなかなかハードで、受講者のみなさん汗だくになりながらの実技講習となりました。
最後に実技講習を終えてのおさらいと質疑応答を行い、
院長よりひとりひとりに講習修了証をお渡ししました。
受講者のみなさんが真剣に取り組んでくれたため、とても充実した講習会となりました。